2024年10月3日/悪い日

ずっと育んできたよい兆しが、すっと消えてしまうことがある。

人生は良い時間と悪い時間でできている。

何もない日は平穏で、きっとそれは良い時間に含まれている。

 

良い兆しに心を踊らせ、今か今かと待ち受けているそんな時、

不運がすっとさらってく。

そんな日は悪い日だ。

 

でも、そんな日に地に足つけて、ぐっと踏ん張っている人がいる。

人のせいにしてもいいのに、不運を恨んだっていいのに、

ただただ悲しみと向き合って、ぐっと堪える人がいる。

 

かける言葉が見つからない。

だからかける言葉を探さないことにした。

言葉数が増えてもいい、つっかえてもどもってもいい。

心に浮かんだ言葉を堂々とぶつけてみることにした。

自分を信じたし、その子を信じた。

ようやくちゃんと目があった。

    -日記