自分がこれまでに読んできた本の中に度々「アーティスト」という言葉が登場する。
それは、日本でよく言われる「歌手」とは違い、自分をより自由にする内なる存在としての意味を持っている。
そして、この「アーティスト」は「子供」のイメージであることが多い。
自分自身、なんとなく頷けるので、想像しやすいイメージとしては的確なのだろう。
ただ普通に日常生活を送っているだけで、何と無く息苦しい感じがするのは何故なのだろうか。
そして、生きることが息苦しいのはなんでだろう。
もしかすると自分自身や他人、身の回りに起きることへ期待を無意識に持ってしまっていて、日々叶わないからそうなのかもしれない。
期待を捨てることか、期待を超える毎日を送ることのどちらかでしか解消はしないだろう。
どこかで聞いた。大人とは期待をしないことなのだそうだ。
確かに期待は他人との関係をギクシャクさせると、若輩者ながら私も感じる。
では、自分自身に対しての期待はどうだろう。
自分自身との関係をギクシャクさせないだろうか。
もし自分の中に「アーティスト」なるものが眠っていて、さらにそれが「子供」であるなら、
自分に期待することは、「アーティスト」との関係をギクシャクさせることになるだろう。
他人にも、仕事にも、そして自分にも期待を捨てること。
今日、この言葉を言語化した。
今日はそれで充分。おやすみ。